株式会社 植木組様 橋梁下部工工事に活用
Poc-techを使って施工を行いましたが、計画から打込み完了まで様々な点で私達をサポートしてくれました。構造物の品質向上だけでなく、協力会社のコンクリート打込みに対する意識向上や、まだ作業が不慣れな若手社員もチェック項目の理解を深めることに役立ち、より効率よく作業を進めることができました。
打込み計画書
打込み前に「打込み計画書」を使って協力業者・生コン会社を交えて当日の作業の流れを確認する検討会を行いました。ポンプ車の配置・アジテーター車の待機場所・配車の調整・作業員の配置等の情報が細かく記載できるため、情報が共有しやすく、皆さんからの指摘・意見を取り入れやすくなりました。その結果、作業の効率化、安全対策、問題発生時の対応を事前に準備することができ、当日は打込み作業を円滑に進めることができました。
また、コンクリートの運搬計画を考える際は、必要な数量を入力すると時間配分の計算を半自動で行ってもらえるので、計画作成にとても役立ちました。

施工状況把握チェックシート
施工状況把握チェックシートは品質の向上に役立ちました。チェックシートがあることでまだ日が浅い若手社員や協力業者さんが管理すべき項目をはっきりと確認できました。さらに今までは口頭でしか伝えられないことが文章となることで、協力業者さんがルールを認識して実行するようになり、私達からの指示がしやすくなりました。その結果施工への意識が向上しました。
また、施工前にチェックシートに基づく解説動画を見ていただくことで、チェック項目を守るためにはどういったことをすればいいのかを明確に示すことができました。

温度計測
今回施工した構造物は温度計測を行いましたが、今までは本体からデータを抜き取り自分でグラフを作成していました。ですがPoc-techはシステムがグラフを自動作成してくれるのでとても楽でした。
また、養生中の温度をリアルタイムに測定してくれる上に、測定結果がシステム上から確認できるため、現場まで直接温度を見に行かずに温度が確認できたのは、業務効率の改善となりました。
